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蝎
ふりがな文庫
“蝎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さそり
90.9%
かつ
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さそり
(逆引き)
さらに云いけるは、「悪魔にしてたとい、人間と異るものにあらずとするも、そはただ、皮相の
見
(
けん
)
に止るのみ。汝が心には、恐しき七つの罪、
蝎
(
さそり
)
の如くに
蟠
(
わだかま
)
らん、」
るしへる
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ほんとうにこんなような
蝎
(
さそり
)
だの勇士だのそらにぎっしり居るだろうか、ああぼくはその中をどこまでも歩いて見たいと思ってたりしてしばらくぼんやり立って居ました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
蝎(さそり)の例文をもっと
(10作品)
見る
かつ
(逆引き)
「てめえが、弟で
蝎
(
かつ
)
か。覚えとけ、おれのつらを。ここへ入ッたからにゃ、蝎も蛇も、のさばらしちゃおかねえぞ。おい牢番」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……ええと、なんだって、両頭蛇の
解珍
(
かいちん
)
と、
双尾蝎
(
そうびかつ
)
の解宝だと。蛇が兄きで、
蝎
(
かつ
)
が弟か」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蝎(かつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蝎
漢検1級
部首:⾍
15画
“蝎”を含む語句
蛇蝎
天蝎宮
悪蝎
蝎座
蛇蝎視
双尾蝎
天蝎
蚖蛇及蝮蝎
豺狼蛇蝎
風精天蝎宮
“蝎”のふりがなが多い著者
黒島伝治
宮沢賢治
芥川竜之介
吉川英治
岡本綺堂
宮本百合子