“さそり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
64.5%
32.3%
悪蝎3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大蟻、さそり、土亀の襲撃を避け猿群を追いながら……、よくマヌエラがゆけたと思うほどの、難行五時間後にやっと視野がひらけた。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
ほんとうにこんなようなさそりだの勇士だのそらにぎっしり居るだろうか、ああぼくはその中をどこまでも歩いて見たいと思ってたりしてしばらくぼんやり立って居ました。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
この洞界地方には、毒蛇どくじゃ悪蝎さそりがたいへんいますからお気をつけなさい。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)