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陵
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りょう
ふりがな文庫
“
陵
(
りょう
)” の例文
そして、命のご
陵
(
りょう
)
をお作りになって、そのぐるりの田の中に
伏
(
ふ
)
しまろんで、おんおんおんおんと泣いていらっしゃいました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
司馬遷
(
しばせん
)
が
陵
(
りょう
)
のために弁じて罪をえたことを伝える者があった。李陵は別にありがたいとも気の毒だとも思わなかった。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
御史
(
ぎょし
)
僧を
糾
(
ただ
)
すに及びて、僧曰く、年九十余、今たゞ祖父の
陵
(
りょう
)
の
旁
(
かたわら
)
に葬られんことを思うのみと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
行基の追随者のごとき持鉢行路者の多数は、この時に手ぎわよく処理せられた。天皇が不予だといっては三千八百人の僧尼がつくられる。太上天皇の
陵
(
りょう
)
を祭るといっては僧尼各一千が
度
(
ど
)
せられる。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
李広利
(
りこうり
)
を破ったその敵の主力が今どのあたりにいるのか? 今、
因杅
(
いんう
)
将軍
公孫敖
(
こうそんごう
)
が
西河
(
せいが
)
・
朔方
(
さくほう
)
の辺で
禦
(
ふせ
)
いでいる(
陵
(
りょう
)
と手を分かった
路博徳
(
ろはくとく
)
はその応援に
馳
(
は
)
せつけて行ったのだが)
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
▼ もっと見る
たしかにまちがいのないことを知ると、彼は歯をくい
縛
(
しば
)
り、思わず力を両手にこめた。男は身をもがいて、
苦悶
(
くもん
)
の
呻
(
うめ
)
きを
洩
(
も
)
らした。
陵
(
りょう
)
の手が無意識のうちにその男の
咽喉
(
いんこう
)
を
扼
(
やく
)
していたのである。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“陵”の意味
《名詞》
(みささぎ)天皇の墓所。天皇陵。
(出典:Wiktionary)
“陵(宮内庁治定陵墓の一覧)”の解説
宮内庁治定陵墓の一覧(くないちょうじじょうりょうぼのいちらん)では、宮内庁が治定する陵墓の一覧を示す。
(出典:Wikipedia)
陵
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
“陵”を含む語句
御陵
丘陵
迦陵頻伽
向陵
陵王
武陵
杜陵
杜少陵
寿陵余子
毘陵
秣陵
北陵
荒陵
東陵
蘭陵
伽陵頻伽
迦陵嚬伽
玉陵
広陵
金陵
...