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関係
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くわんけい
ふりがな文庫
“
関係
(
くわんけい
)” の例文
旧字:
關係
今
(
いま
)
一つ
招魂社
(
せうこんしや
)
の
後
(
うしろ
)
の
木立
(
こだち
)
のなかにも、
媚
(
なまめ
)
かしい
此物語
(
このものがたり
)
は
迹
(
あと
)
つけられてあるが、
其後
(
そのゝち
)
の
関係
(
くわんけい
)
は一
切
(
さい
)
解
(
わか
)
らぬ。
今
(
いま
)
も
此
(
こ
)
の
恋
(
こひ
)
なかは
続
(
つゞ
)
いてゐるか
否
(
いな
)
か、
其
(
それ
)
も
判然
(
はんぜん
)
せぬ。
背負揚
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
そりや
今
(
いま
)
は
昔
(
むかし
)
と違ふから、独身も本人の随意だけれども、独身の
為
(
ため
)
に
親
(
おや
)
や兄弟が
迷惑
(
めいわく
)
したり、
果
(
はて
)
は自分の名誉に
関係
(
くわんけい
)
する様な事が
出来
(
しつたい
)
したりしたら
何
(
ど
)
うする気だ
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
這麼
(
こんな
)
風
(
ふう
)
で
中坂
(
なかさか
)
に
社
(
しや
)
を
設
(
まう
)
けてからは、
石橋
(
いしばし
)
と
私
(
わたし
)
とが
一切
(
いつさい
)
を
処理
(
しより
)
して、
山田
(
やまだ
)
は
毎号
(
まいごう
)
一篇
(
いつぺん
)
の小説を書くばかりで、前のやうに社に
対
(
たい
)
して
密
(
みつ
)
なる
関係
(
くわんけい
)
を持たなかつた、と
云
(
い
)
ふのが
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
従つて
彼
(
かれ
)
は三千代の顔や、容子や、言葉や、夫婦の
関係
(
くわんけい
)
や、病気や、
身分
(
みぶん
)
を
一纏
(
ひとまとめ
)
にしたものを、わが情調にしつくり合ふ対象として、発見したに過ぎなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
関
常用漢字
小4
部首:⾨
14画
係
常用漢字
小3
部首:⼈
9画
“関係”で始まる語句
関係者
関係合
関係的