“処理”のいろいろな読み方と例文
旧字:處理
読み方割合
しょり80.0%
しより20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのほうの事件じけんは親方とミリガン夫人との間の相談そうだんでうまくまとめてくれるだろう。そう思って、わたしの子どもらしいゆめでいろいろに事件を処理しょりしてみた。
今まで心の一ぐうにうごめいていた処理しょりのつかぬ感情を根こそぎにはらいのけて、自分でも不思議なほど、どっしりとした落ちつきが、一日ごとに私の生活の上にあらわれていた。
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
這麼こんなふう中坂なかさかしやまうけてからは、石橋いしばしわたしとが一切いつさい処理しよりして、山田やまだ毎号まいごう一篇いつぺんの小説を書くばかりで、前のやうに社にたいしてみつなる関係くわんけいを持たなかつた、とふのが
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)