鐵鎖くさり)” の例文
新字:鉄鎖
そのうへあんたなんかは御丁寧ごていねいねん年中ねんぢう足首あしくびおも鐵鎖くさりまでめられてるんだ
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
もとよりかゝ巨魚きよぎよくることとてとても、引上ひきあげるどころのさわぎでない、あやまてば端艇たんてい諸共もろとも海底かいてい引込ひきこまれんず有樣ありさま、けれど此時このときこの鐵鎖くさり如何どうしてはなたれやうぞ、沙魚ふかつか、わたくしけるか
なにかせむ鐵鎖くさりある身は
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)