配置はいち)” の例文
仁太や正は海軍に配置はいちされていた。平時へいじならば微笑びしょうでしか思いだせない仁太の水兵も、いったまま便たよりがなかった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
みちびかるゝまゝに入込いりこんだのは、階上にかい南端なんたん一室ひとまで、十じやうぐらいの部室へや中央ちうわうゆかには圓形えんけいのテーブルがへられ、卓上たくじやうには、地球儀ちきゆうぎ磁石じしやくるゐ配置はいちされ
かぎられしその配置はいちにほめき、靄に三つ四つ
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
いまはそれ/″\適當てきたう位置いち配置はいちされて、すでに幾度いくたび作用さようをなした形跡けいせき歴然れきぜんえる。
鑽孔機さんこうき配置はいちよろしく、製罐塲せいくわんじやうには水壓打鋲機すいあつだべうきあり、工作塲こうさくじやうには屈撓器くつぎようき剪斷機せんだんきあり。