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踏付
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ふみつ
ふりがな文庫
“
踏付
(
ふみつ
)” の例文
人
(
ひと
)
は
打石斧
(
だせきふ
)
かと
云
(
い
)
つて、
奇形
(
きけい
)
で
無
(
な
)
いのは
踏付
(
ふみつ
)
けた
儘
(
まゝ
)
行
(
ゆ
)
くが。
余
(
よ
)
は
其打石斧
(
そのだせきふ
)
だらうが、
石槌
(
せきつゐ
)
だらうが、
何
(
な
)
んでも
彼
(
か
)
でも
採集袋
(
さいしふぶくろ
)
に
入
(
い
)
れねば
承知
(
しようち
)
出來
(
でき
)
ぬ。
探検実記 地中の秘密:05 深大寺の打石斧
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「そればかりぢやない、あやめまでこの俺を
踏付
(
ふみつ
)
けやがつた——
賣女
(
ばいた
)
」
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
常には優しくしていざこうという時は猫が
鼠
(
ねずみ
)
を
捕
(
と
)
るごとくあたかも虎のような勢いを現わして良人を
辟易
(
へきえき
)
させるです。またきわめて我儘で
良人
(
おっと
)
を
踏付
(
ふみつ
)
けて他に男をこしらえるのを何とも思わんです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
其代
(
そのかは
)
り二十八
日
(
にち
)
には
大失敗
(
だいしつぱい
)
をして、
坑
(
あな
)
に
入
(
い
)
ると
忽
(
たちま
)
ち
異臭
(
ゐしう
)
紛々
(
ふん/\
)
たる
物
(
もの
)
を
踏付
(
ふみつ
)
けた。これは
乞食
(
こじき
)
の
所爲
(
しよゐ
)
だと
思
(
おも
)
ふ。
探検実記 地中の秘密:03 嶺の千鳥窪
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“踏”で始まる語句
踏
踏込
踏張
踏切
踏臺
踏襲
踏台
踏石
踏留
踏掛