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責
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ぜめ
ふりがな文庫
“
責
(
ぜめ
)” の例文
うつゝ
責
(
ぜめ
)
とか
申
(
まを
)
すのに、どら、ねう
鉢
(
ばち
)
、
太鼓
(
たいこ
)
を
一齊
(
いちどき
)
に
敲
(
たゝ
)
くより、
鉦
(
かね
)
ばかりですから、
餘計
(
よけい
)
に
脈々
(
みやく/\
)
へ
響
(
ひゞ
)
いて、
貫
(
とほ
)
つて、
其
(
そ
)
の
苦
(
くる
)
しさつたら、
日
(
ひ
)
に三
度
(
ど
)
も
注射
(
ちうしや
)
の
針
(
はり
)
を
刺
(
さ
)
されます
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
わが国にかぎらず、どこの国でも昔は非常に惨酷な責道具を用いたのであるが、わが徳川時代になってからは、拷問の種類は
笞打
(
むちうち
)
、
石抱
(
いしだ
)
き、
海老責
(
えびぜめ
)
、
釣
(
つる
)
し
責
(
ぜめ
)
の四種にかぎられていた。
拷問の話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
主水兄弟三人は、うつつ
責
(
ぜめ
)
の末に
斬殺
(
ざんさつ
)
され、妻子も極刑に処せられた。
討たせてやらぬ敵討
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
“責”の意味
《名詞》
(セキ、せめ)なすべきつとめ。責任。
(出典:Wiktionary)
責
常用漢字
小5
部首:⾙
11画
“責”を含む語句
苛責
叱責
呵責
責任
責問
自責
職責
現責
水責
責付
譴責
詰責
海老責
責務
問責
責任者
琴責
理責
責苦
御譴責
...