トップ
>
被害者
>
ひがいしゃ
ふりがな文庫
“
被害者
(
ひがいしゃ
)” の例文
多分
(
たぶん
)
被害者
(
ひがいしゃ
)
は、
苦
(
くる
)
しみもがき、
金魚鉢
(
きんぎょばち
)
のところまで
這
(
は
)
いよつてきて、
口
(
くち
)
をゆすぐか、または、
鉢
(
はち
)
の
中
(
なか
)
の
水
(
みず
)
を
飲
(
の
)
もうとしたのだろう。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
私もその
被害者
(
ひがいしゃ
)
である。机の辺へ来て、何遍でも行き先を聞きただす。うるさいから「
地獄
(
じごく
)
」というと、かまわず「ハイ地獄!」といって
切符
(
きっぷ
)
をくれる。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
たちまち、
責任問題
(
せきにんもんだい
)
が
起
(
お
)
こりました。
轢死者
(
れきししゃ
)
の
数
(
すう
)
が
著
(
いちじる
)
しく
増
(
ま
)
したからです。なぜ、
警笛
(
けいてき
)
を
鳴
(
な
)
らさなかったか?
被害者
(
ひがいしゃ
)
の
側
(
がわ
)
では、こういって、
鉄道側
(
てつどうがわ
)
を
非難
(
ひなん
)
いたしました。
白い影
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
場所
(
ばしょ
)
は、
岡山市
(
おかやまし
)
の
郊外
(
こうがい
)
に
近
(
ちか
)
いM
町
(
まち
)
で、
被害者
(
ひがいしゃ
)
は、四
年
(
ねん
)
ほど
前
(
まえ
)
まで
質屋
(
しちや
)
をやつていて、かたわら
高利貸
(
こうりか
)
しでもあつたそうだが、
目下
(
もっか
)
は
表向
(
おもてむ
)
き
無職
(
むしょく
)
であつて
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
一つの
盃
(
さかずき
)
からは、ハッキリした
被害者
(
ひがいしゃ
)
の
指紋
(
しもん
)
が
検出
(
けんしゅつ
)
されたが、
他
(
ほか
)
の一つには、
何
(
なに
)
かでふいたものと
見
(
み
)
えて、
全然
(
ぜんぜん
)
指紋
(
しもん
)
がついていない。しかしこれで
大体
(
だいたい
)
の
推測
(
すいそく
)
はついた。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
“被害者”の解説
被害者(ひがいしゃ)とは「犯罪により害を被った者」(刑事訴訟法230条)および事件・事故・災害などにおいて害を被った者。
自然災害を被った者については「被災者」に記述。
(出典:Wikipedia)
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
害
常用漢字
小4
部首:⼧
10画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“被害”で始まる語句
被害
被害民
被害妄想
被害地
被害區域
被害妄念
被害状況