ぐすり)” の例文
新字:
醫者いしやまた自分じぶんもちひたねむぐすり比較的ひかくてきあたらしいもので、學理上がくりじやう睡眠劑すゐみんざいやう有害いうがいでないことや、またその効目きゝめ患者くわんじや體質たいしつつて、程度ていど大變たいへん相違さうゐのあることなどをかたつてかへつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
またはこのしびぐすり以上の毒消し藥を飮むか……
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
おほ慈悲垂乳たりちのいくぐすり
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
或る木は若木わかぎのときしびぐすりをのまされた。
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)