“生藥”のいろいろな読み方と例文
新字:生薬
読み方割合
いくぐすり50.0%
きぐすり50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゆげのあへぎ「生藥いくぐすり、一のやしなひ。」
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
さゝげにけるを生藥いくぐすり、——
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
手廣く生藥きぐすりさばいて居る總領の初太郎が一人つ切り、嫁や孫達多勢と一緒に、店の方に寢泊りをして、滅多に巣鴨へは來ませんから、まだ此處へは顏を出して居りません。
珠玉、細工物、ギヤーマン、羅紗らしや、それに南蠻物の生藥きぐすりの數々。その中には萬兵衞が呑んだと思はれる吐根とこんも、佐太郎を殺したと思はれる砒石ひせきも交つてゐたことはいふまでもありません。