“垂乳”の読み方と例文
読み方割合
たりち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
垂乳根たらちねの母の垂乳たりちに、おしすがり泣きし子ゆゑに、いまもなほ我をわらべとおぼすらむ、ああ我が母は。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
おほ慈悲垂乳たりちのいくぐすり
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
垂乳根たらちねの母の垂乳たりちに、おしすがり泣きし子ゆゑに、いまもなほ我をわらべとおぼすらむ、ああ我が母は。
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)