“茶(ツア)” の例文
窓際(まどぎは)の紫檀(しだん)の卓(たく)を挾(はさ)んで腰(こし)を降(おろ)し、お互(たがひ)に疲(つか)れ顏(がほ)でぼんやり煙草(たばこ)をふかしてゐると、女(をんな)が型通(かたどほ)り瓜子(クワスワ)と茶(ツア)を運(はこ)んでくる。一人(ひとり)は丸顏(まるがほ)、一人(ひとり)は瓜實顏(うりさねがほ)、其(それ)に口紅(くちべに)赤(あか)く、耳環(みゝわ)の翡翠(ひすゐ)が青(あを)い。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)