トップ
>
苦行
>
くぎやう
ふりがな文庫
“
苦行
(
くぎやう
)” の例文
『さうかも知れない。併し
観音力
(
くわんおんりき
)
にすがるところに盲目的な強味があるとおもひますね。一時流行した覚めた人間にはああいふ
苦行
(
くぎやう
)
生活は到底出来ませんよ』
遍路
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
寒念仏寒大神まゐりの
苦行
(
くぎやう
)
あらまし
件
(
くだん
)
のごとくなれば、他国はしらず、江戸の寒念仏
裸
(
はだか
)
まゐりに
比
(
たぐ
)
ふればはなはだ
異
(
こと
)
也。かゝる
苦行
(
くぎやう
)
をなすゆゑにや、その
利益
(
りやく
)
の
灼然
(
いちじるき
)
事を次にしるしつ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
繼
(
つぎ
)
候樣
村中
(
むらちう
)
相談
(
さうだん
)
の上申聞候に
渠
(
かれ
)
は
幼年
(
えうねん
)
ながら
發明
(
はつめい
)
にて我々へ申候には
山伏
(
やまぶし
)
は
艱行苦行
(
なんぎやうくぎやう
)
する者にて幼年の私し未だ
右等
(
みぎら
)
の
修行
(
しゆぎやう
)
も致さず候へば
暫
(
しばら
)
く
他國
(
たこく
)
致し
苦行
(
くぎやう
)
を修め候上
立戻
(
たちもど
)
り
師匠
(
ししやう
)
の
跡
(
あと
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
鞭索
(
べんさく
)
の
苦行
(
くぎやう
)
に身を
鍛
(
きた
)
へた
楡
(
にれ
)
の木よ、わたしの悲しい心の
悦
(
よろこび
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
婆羅門
(
ばらもん
)
の
苦行
(
くぎやう
)
の
沙門
(
しやもん
)
、あるはまた
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
源
(
みなもと
)
は遠き
苦行
(
くぎやう
)
の山を出で
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
苦行
(
くぎやう
)
して
祈
(
いの
)
ればいづれの神仏も
感応
(
かんおう
)
ある事を
童蒙
(
どうもう
)
に
示
(
しめ
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“苦行”の意味
《名詞》
苦 行(くぎょう)
あることを達成するために行なう、つらく骨の折れる修行。
(出典:Wiktionary)
“苦行”の解説
苦行(くぎょう、sa: तपस् tapas)とは、身体を痛めつける事によって自らの精神を高めようとする宗教的行為。禁欲とも密接に関係し、主立った宗教(仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、神道など)には共通して禁欲主義的な傾向が見られる。
(出典:Wikipedia)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“苦行”で始まる語句
苦行僧