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色
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しよく
ふりがな文庫
“
色
(
しよく
)” の例文
旧宅は十八世紀の建築だと云ふ一廓の中に在つて、屋上に三
色
(
しよく
)
旗が飜つて居る。故文豪が一八三三年から一八四八年まで住んだ家だ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
西洋の古い病理にタンペラマンを分つ類である。そして所謂年忌は形と
色
(
しよく
)
との相応せざるより生ずる。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
支那に
龍陽
(
りやうやう
)
の
色
(
しよく
)
を売る少年を
相公
(
しやうこう
)
と云ふ。相公の語、もと
像姑
(
しやうこ
)
より出づ。
妖嬈
(
えいぜう
)
恰
(
あたか
)
も
姑娘
(
こぢやう
)
の如くなるを云ふなり。像姑相公同音相通ず。
即
(
すなはち
)
用ひて
陰馬
(
いんば
)
の名に換へたるのみ。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
コバルトと赤と
薄黄
(
うすき
)
の三
色
(
しよく
)
で濃厚な中に沈静な
趣
(
おもむき
)
を出した「菊と
薔薇
(
ばら
)
の
間
(
ま
)
」が最も気に入つた。
其間
(
そのま
)
に属した小さな控室に一
鵬斎
(
ほうさい
)
の美人絵が薄
明
(
あかり
)
に
照
(
てら
)
されて二枚
掛
(
かゝ
)
つて居るのも好い
取合
(
とりあはせ
)
である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“色”の解説
は、可視光の組成の差によって感覚質の差が認められる視知覚である色知覚、および、色知覚を起こす刺激である色刺激を指す。
(出典:Wikipedia)
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“色”を含む語句
顔色
彩色
黄色
容色
褐色
黄金色
面色
気色
淡紅色
橙色
金色
景色
音色
声色
灰色
色彩
紅色
顏色
銅色
三色菫
...