トップ
>
聞人
>
もんじん
ふりがな文庫
“
聞人
(
もんじん
)” の例文
生才学
(
なまさいがく
)
にて
此
(
こ
)
の
長栄不朽
(
ちやうえいふきう
)
の
計画
(
けいくわく
)
のなるべきや、気を取りにくき
聞人
(
もんじん
)
の気をよく取りて
皆
(
みな
)
我用
(
わがよう
)
となしたるは、多く
得
(
え
)
がたき
才物
(
さいぶつ
)
なり、もし
戦国
(
せんごく
)
の
時
(
とき
)
にあらば、うまく英雄の心を
攬
(
と
)
りて
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
併
(
しか
)
し
諸名家
(
しよめいか
)
が
菊塢
(
きくう
)
を
無祝儀
(
むしゆうぎ
)
で
取巻
(
とりまき
)
同様
(
どうやう
)
にする
間
(
あひだ
)
に、
菊塢
(
きくう
)
はまた
諸名家
(
しよめいか
)
を
無謝儀
(
むしやぎ
)
にて
使役
(
しえき
)
せしなり、
聞人
(
もんじん
)
といふものは
何
(
いつ
)
の世にても
我儘
(
わがまゝ
)
で
高慢
(
かうまん
)
で
銭
(
ぜに
)
も
遣
(
つか
)
はぬくせに、
大面
(
おほづら
)
で悪く
依怙地
(
えこぢ
)
で
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
詩仏
(
しぶつ
)
や
鵬斎
(
ぼうさい
)
に
詩文
(
しぶん
)
にてなぶり
者
(
もの
)
にされたりといふ
事
(
こと
)
見
(
み
)
えたるが、
元
(
もと
)
より
菊塢
(
きくう
)
、
世才
(
せさい
)
には
長
(
たけ
)
たれど
学文
(
がくもん
)
はなし、
詩仏
(
しぶつ
)
鵬斎
(
ぼうさい
)
蜀山
(
しよくさん
)
真顔
(
まがほ
)
千
蔭
(
かげ
)
春海
(
はるみ
)
等
(
ら
)
、
当時
(
そのころ
)
の
聞人
(
もんじん
)
の
幇間半分
(
たいこはんぶん
)
なぶり者にせられしには
相違
(
さうゐ
)
なし
隅田の春
(新字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
“聞人”の解説
聞人(ぶんじん)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の415番目。
(出典:Wikipedia)
聞
常用漢字
小2
部首:⽿
14画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“聞人”で始まる語句
聞人達