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耳環
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みゝわ
ふりがな文庫
“
耳環
(
みゝわ
)” の例文
想ふに羅馬市には、
黄金
(
こがね
)
の
耳環
(
みゝわ
)
を典して、客人を
贖
(
あがな
)
ひ取ることを
吝
(
をし
)
まざる人あるならん。
拿破里
(
ナポリ
)
の
旅稼
(
たびかせぎ
)
は、その後の事とし給はんも
妨
(
さまたげ
)
あらじ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
跪
(
ひざまづ
)
いて、彼はその寶物を彼女の足下に置く。信じられぬといふ容子と喜びとが彼女の顏付と身振りとに表はれる。旅人はその
腕環
(
うでわ
)
を彼女の腕に
耳環
(
みゝわ
)
を耳に着けてやる。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
窓際
(
まどぎは
)
の
紫檀
(
しだん
)
の
卓
(
たく
)
を
挾
(
はさ
)
んで
腰
(
こし
)
を
降
(
おろ
)
し、お
互
(
たがひ
)
に
疲
(
つか
)
れ
顏
(
がほ
)
でぼんやり
煙草
(
たばこ
)
をふかしてゐると、
女
(
をんな
)
が
型通
(
かたどほ
)
り
瓜子
(
クワスワ
)
と
茶
(
ツア
)
を
運
(
はこ
)
んでくる。
一人
(
ひとり
)
は
丸顏
(
まるがほ
)
、
一人
(
ひとり
)
は
瓜實顏
(
うりさねがほ
)
、
其
(
それ
)
に
口紅
(
くちべに
)
赤
(
あか
)
く、
耳環
(
みゝわ
)
の
翡翠
(
ひすゐ
)
が
青
(
あを
)
い。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
“耳環”の意味
《名詞》
耳 環(じかん、みみわ)
耳朶に付ける装飾の輪。
(context、history)(じかん)古墳時代後期から飛鳥時代にかけて造られた環状の金属製耳飾り。
(出典:Wiktionary)
“耳環”の解説
耳環(じかん)とは、古墳時代後期から飛鳥時代にかけて造られた環状の金属製耳飾り(イヤリング)である。金・銀・銅製のほか、銅(または青銅)の表面に金を鍍金した金銅(こんどう)製や銀鍍金、銅や鉄の表面に薄い金・銀板を巻いて製作したものがある。表面素材によって「金環」・「銀環」・「銅環」とも呼び分ける。
(出典:Wikipedia)
耳
常用漢字
小1
部首:⽿
6画
環
常用漢字
中学
部首:⽟
17画
“耳”で始まる語句
耳
耳朶
耳許
耳目
耳語
耳門
耳盥
耳面刀自
耳障
耳元