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練藥
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ねりぐすり
ふりがな文庫
“
練藥
(
ねりぐすり
)” の例文
新字:
練薬
彼
(
かれ
)
はそれを四つに
裂
(
さ
)
いて、
醫者
(
いしや
)
がしたやうに
白
(
しろ
)
い
練藥
(
ねりぐすり
)
を
腿
(
もゝ
)
の
上
(
うへ
)
でガーゼへ
塗
(
ぬ
)
つて、
卯平
(
うへい
)
の
横頬
(
よこほゝ
)
へ
貼
(
は
)
つた
曝木綿
(
さらしもめん
)
でぐる/\と
卷
(
ま
)
いた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
御嶽山
(
おんたけさん
)
の
方
(
はう
)
から
歸
(
かへ
)
る
人達
(
ひとたち
)
は、お
百草
(
ひやくさう
)
といふ
藥
(
くすり
)
をよく
土産
(
みやげ
)
に
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
ました。お
百草
(
ひやくさう
)
は、あの
高
(
たか
)
い
山
(
やま
)
の
上
(
うへ
)
で
採
(
と
)
れるいろ/\な
草
(
くさ
)
の
根
(
ね
)
から
製
(
せい
)
した
練藥
(
ねりぐすり
)
で、それを
竹
(
たけ
)
の
皮
(
かは
)
の
上
(
うへ
)
に
延
(
の
)
べてあるのです。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
練
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
藥
部首:⾋
18画
“練”で始まる語句
練
練絹
練塀
練習
練馬
練塀小路
練衣
練磨
練兵場
練物