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立向
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たちむか
理不盡なる
怒の
切先、
只一突にとマーキューシオー
殿の
胸元をめがけて
突いてかゝりまする、
此方も
同じく
血氣の
勇士、なにを
小才覺なと
立向ひ
稍あつて、
大跨の足あとは、
衝と
逆に
退つたが、すツくと
立向つた様子があつて、切つて放したやうに
しばしして吾が
立向ふ
温泉の
妙見が
嶽の雲のかがやき
「そこだ。」と今
卓子を打てる百人長は
大に決する処ありけむ、
屹と看護員に
立向いて
関所に
立向つて、
大音に(
権現が通る。)と呼ばはれ、
速に門を
開く。