トップ
>
積雪
>
せきせつ
ふりがな文庫
“
積雪
(
せきせつ
)” の例文
アルプス山中の
万年雪
(
まんねんゆき
)
までがどんどんとけ出した。
雪渓
(
せっけい
)
の上を、しぶきをあげて流れ下る滝とも川ともつかないものが出来、
積雪
(
せきせつ
)
はどんどんやせていった。
三十年後の東京
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
未開人民
(
みかいじんみん
)
の現状に由つて考ふれば遮光器の
必要
(
ひつえう
)
は
積雪
(
せきせつ
)
多き時に於て殊に深く
感
(
かん
)
ずるものの如し。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
積雪
(
せきせつ
)
のために
汽車
(
きしや
)
が
留
(
とま
)
つて
難儀
(
なんぎ
)
をすると
言
(
い
)
へば——
旅籠
(
はたご
)
は
取
(
と
)
らないで、すぐにお
米
(
よね
)
さんの
許
(
もと
)
へ、
然
(
さ
)
うだ、
行
(
い
)
つて
行
(
ゆ
)
けなさうな
事
(
こと
)
はない、が、しかし……と、そんな
事
(
こと
)
を
思
(
おも
)
つて
雪霊続記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
○
辻売
(
つじうり
)
の
居
(
を
)
る処
売物
(
うりもの
)
の
台架
(
だいたな
)
もみな雪にて作る、是を
里言
(
りげん
)
にさつやといふ。○
獣狩
(
けだものがり
)
、
追鳥
(
おひとり
)
。○
積雪
(
せきせつ
)
家
(
いへ
)
を
埋
(
うづ
)
め
却
(
かへつ
)
て
寒威
(
かんゐ
)
を
禦
(
ふせ
)
ぐ。○
夏
(
なつ
)
も
山間
(
やまあひ
)
の雪を以て
魚鳥
(
うをとり
)
の
肉
(
にく
)
を
擁包
(
つゝみ
)
おけば
敗餒
(
くさら
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
見はるかす
積雪
(
せきせつ
)
の原である。何か氷山の一部らしい。その広野の中を自然に細長い行列を組んでモーニング姿の者が
前進
(
ぜんしん
)
して先方の低い
丘陵
(
きゅうりょう
)
のかなたに消えて行く、何千という数だろう。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
“積雪”の解説
積雪(せきせつ)とは、地面に積もった雪のこと。気象用語としては、雪または霰(あられ)が地面の半分以上を覆った状態をいう。
(出典:Wikipedia)
積
常用漢字
小4
部首:⽲
16画
雪
常用漢字
小2
部首:⾬
11画
“積雪”で始まる語句
積雪調査区