トップ
>
確実
>
かくじつ
ふりがな文庫
“
確実
(
かくじつ
)” の例文
旧字:
確實
それはいつまでここにいなければならないかわからないので、親方がいくらか
晩飯
(
ばんめし
)
に
残
(
のこ
)
しておくほうが
確実
(
かくじつ
)
だと考えたからであった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
この書
一度
(
ひとた
)
び世に
出
(
い
)
でてより、
天下
(
てんか
)
後世
(
こうせい
)
の
史家
(
しか
)
をしてその
拠
(
よ
)
るところを
確実
(
かくじつ
)
にし、
自
(
みず
)
から
誤
(
あやま
)
りまた人を誤るの
憂
(
うれい
)
を
免
(
まぬ
)
かれしむるに
足
(
た
)
るべし。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
「
星野
(
ほしの
)
、
岩田
(
いわた
)
をバントで二
塁
(
るい
)
へ送ってくれ。
氏原
(
うじはら
)
に打たせて、どうしても
確実
(
かくじつ
)
に一点かせがなければならないから。」
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
また
患者
(
かんじゃ
)
の
足
(
あし
)
も
依然
(
いぜん
)
として
門
(
もん
)
には
絶
(
た
)
えぬ。
朝
(
あさ
)
から
午
(
ひる
)
まで
来
(
く
)
る四十
人
(
にん
)
の
患者
(
かんじゃ
)
に、どうして
確実
(
かくじつ
)
な
扶助
(
たすけ
)
を
与
(
あた
)
えることが
出来
(
でき
)
よう、
故意
(
こい
)
ならずとも
虚偽
(
きょぎ
)
を
為
(
な
)
しつつあるのだ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
その
翌年
(
よくねん
)
の
夏
(
なつ
)
には、
公報
(
こうほう
)
こそ
入
(
はい
)
らなかったけれど、
兄
(
あに
)
の
戦死
(
せんし
)
は、ほぼ
確実
(
かくじつ
)
なものとなりました。
たましいは生きている
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
そして先生もついて行くし、食糧事情も
確実
(
かくじつ
)
だから、何一つ心配はないとのことであった。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
確実
(
かくじつ
)
にヒットが打てさえすれば、むりにバントをするにはおよばない。
星野くんの二塁打
(新字新仮名)
/
吉田甲子太郎
(著)
しかし、
精巧
(
せいこう
)
な
機械
(
きかい
)
のほうが、よりその
結果
(
けっか
)
は
確実
(
かくじつ
)
でした。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“確実”の意味
《形容動詞・名詞》
確 実(かくじつ)
事実や将来の事象などに関する判断において、確かで間違いのない様子。
間違いや失敗のないようしっかりと行う様子。
(出典:Wiktionary)
確
常用漢字
小5
部首:⽯
15画
実
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
“確実”で始まる語句
確実に