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眞率
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しんそつ
ふりがな文庫
“
眞率
(
しんそつ
)” の例文
新字:
真率
眞率
(
しんそつ
)
な演者には最も大切な要點であるのに、滿堂の生徒は申し合はせた樣に一齊にどツと笑つた。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
彼
(
かれ
)
は
坂井
(
さかゐ
)
の
家
(
いへ
)
に、たゞ
苟
(
いやし
)
くも
免
(
まぬ
)
かれんとする
料簡
(
れうけん
)
で
行
(
い
)
つた。さうして、
其
(
その
)
目的
(
もくてき
)
を
達
(
たつ
)
するために、
耻
(
はぢ
)
と
不愉快
(
ふゆくわい
)
を
忍
(
しの
)
んで、
好意
(
かうい
)
と
眞率
(
しんそつ
)
の
氣
(
き
)
に
充
(
み
)
ちた
主人
(
しゆじん
)
に
對
(
たい
)
して、
政略的
(
せいりやくてき
)
に
談話
(
だんわ
)
を
驅
(
か
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
寧
(
むし
)
ろ
其心
(
そのこゝろ
)
ばせの
眞率
(
しんそつ
)
で
無邪氣
(
むじやき
)
な
處
(
ところ
)
を
思
(
おも
)
へば
實
(
じつ
)
に
美
(
うつく
)
しさを
感
(
かん
)
ずるのです、
僕
(
ぼく
)
は。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
〔譯〕人は、
厚重
(
こうちよう
)
を貴ぶ、
遲重
(
ちちよう
)
を貴ばず。
眞率
(
しんそつ
)
を
尚
(
たつと
)
ぶ、
輕率
(
けいそつ
)
を尚ばず。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
眞
部首:⽬
10画
率
常用漢字
小5
部首:⽞
11画
“眞率”で始まる語句
眞率誠實