相別あひわか)” の例文
戸倉とくらを出立して七里の山路やまじぎ、花咲峠はなさきとうげの険をえて川塲湯原村にきたはくす、此地に於て生死を共にし寝食しんしよくを同じくしたる人夫等十五名と相別あひわかるることとなり、衆皆其忠実ちうじつ冒険ぼうけん
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
九助の妻に致し度段相談仕つるにより一方ならぬ深きえんと存じ私し養女に致し同人方へつかはせしなりと事細密こまかに申ければ文左衞門は委細ゐさい相別あひわかりたりとて夫よりお節に向ひ其方只今藤八が申通に相違無かと云にお節はハイ相違は御座りませぬと申時文左衞門シテ此度九助が難儀なんぎと云譯は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さりました跡で村中よりすゝめられ主人の與惣次も得心とくしんの上其の意にまかせ傳吉方へ參りしなり此儀は與惣次よそうじはじめ村中のもの共にたづね下さらば相別あひわかりますとのこたへに大岡殿ヤヨ與惣次今專がまうせしとほりなるやと御たづねに與惣次又すゝみ出其儀少しも相違これなく其節そのせつ寶田村百姓與次右衞門喜兵衞すけ右衞門八兵衞四人にてせん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)