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発燭
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つけぎ
ふりがな文庫
“
発燭
(
つけぎ
)” の例文
此地火一に
陰火
(
いんくわ
)
といふ。かの
如法寺村
(
によほふじむら
)
の陰火も
微風
(
すこしのかぜ
)
の
気
(
き
)
いづるに
発燭
(
つけぎ
)
の火をかざせば
風気
(
ふうき
)
手
(
て
)
に
応
(
おう
)
じて
燃
(
もゆ
)
る、
陽火
(
やうくわ
)
を
得
(
え
)
ざれば
燃
(
もえ
)
ず。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
此地火一に
陰火
(
いんくわ
)
といふ。かの
如法寺村
(
によほふじむら
)
の陰火も
微風
(
すこしのかぜ
)
の
気
(
き
)
いづるに
発燭
(
つけぎ
)
の火をかざせば
風気
(
ふうき
)
手
(
て
)
に
応
(
おう
)
じて
燃
(
もゆ
)
る、
陽火
(
やうくわ
)
を
得
(
え
)
ざれば
燃
(
もえ
)
ず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
火燧
(
ひうち
)
をもて
発燭
(
つけぎ
)
に火を
点
(
てん
)
じ
試
(
こゝろみ
)
に池中に
投
(
なげ
)
いれしに、
池中
(
ちちゆう
)
火を
出
(
いだ
)
せし事
庭燎
(
にはび
)
のごとし。水上に火
燃
(
もゆ
)
るは妙法寺村の火よりも
奇
(
き
)
也として
駅中
(
えきちゆう
)
の人々
来
(
きた
)
りてこれを
視
(
み
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
筩
(
つゝ
)
の口に手をあてゝこゝろむるに少しく風をうくるのみ。
発燭
(
つけぎ
)
の火を
翳
(
かざ
)
せば
忽然
(
こつぜん
)
としてもゆることはじめの如し。
主
(
あるじ
)
の
翁
(
おきな
)
が曰、この火夜は
昼
(
ひる
)
よりも
燥烈
(
はげし
)
く、人の
顔
(
かほ
)
青
(
あを
)
くみゆるといへり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
筩
(
つゝ
)
の口に手をあてゝこゝろむるに少しく風をうくるのみ。
発燭
(
つけぎ
)
の火を
翳
(
かざ
)
せば
忽然
(
こつぜん
)
としてもゆることはじめの如し。
主
(
あるじ
)
の
翁
(
おきな
)
が曰、この火夜は
昼
(
ひる
)
よりも
燥烈
(
はげし
)
く、人の
顔
(
かほ
)
青
(
あを
)
くみゆるといへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
燭
漢検準1級
部首:⽕
17画
“発”で始まる語句
発
発見
発句
発作
発心
発矢
発奮
発止
発足
発起