“申(まをさ)” の例文
小間物屋與兵衞(こまものやよへゑ)に賣(うり)たる由(よし)渠(かれ)金屋(かなや)へ持行しより此事顯れ則ち利兵衞與兵衞兩人訴(うつたへ)たり斯(かゝ)る確(たしか)なる證據(しようこ)有(ある)上(うへ)は少しも包む事なく白状(はくじやう)致(いた)せと申(まをさ)れければ吉三郎思ひも寄(よら)ぬ事の糺問(たゞし)に惘(あき)れ果(はて)けるが屹度(きつと)思案(しあん)するに是(これ)必(かなら)ずものゝ間違(まちが)ひならんと謹(つゝし)んで首(かうべ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)