トップ
>
玉座
>
ぎよくざ
ふりがな文庫
“
玉座
(
ぎよくざ
)” の例文
寢臺の枕もと近くの、
臺座
(
クッション
)
ゆたかな
安樂椅子
(
ソフア
)
も、足臺を前に、寢臺とおなじほど白々と
際
(
きは
)
だつてゐて、私には、それが、蒼ざめた
玉座
(
ぎよくざ
)
のやうに思はれた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
心臟
(
ハート
)
の
王樣
(
わうさま
)
と
女王樣
(
ぢよわうさま
)
とがお
着
(
ちやく
)
になり、
其
(
そ
)
の
玉座
(
ぎよくざ
)
につかせられました
時
(
とき
)
、
多勢
(
おほぜい
)
のものどもが
其周
(
そのまは
)
りに
集
(
あつ
)
まつて
來
(
き
)
ました——
骨牌
(
カルタ
)
の
一
(
ひ
)
ト
包
(
つゝみ
)
と
同
(
おな
)
じやうな、
小鳥
(
ことり
)
や
獸
(
けもの
)
が
殘
(
のこ
)
らず、
軍人
(
ネーブ
)
は
鎖
(
くさり
)
に
繋
(
つな
)
がれて
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
「
戀
(
こひ
)
」の
玉座
(
ぎよくざ
)
は、さはいへど、そこにしも
在
(
あら
)
じ、
空
(
そら
)
遠
(
とほ
)
く
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
「またそんなことを云ふ、どうして分るのです。どんな直覺によつて、大膽にも、墮落した地獄の最高天使と永遠の
玉座
(
ぎよくざ
)
からの使者——
導
(
みちび
)
くものと迷はすものとの區別を見分ける顏をするのですか。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
「恋」の
玉座
(
ぎよくざ
)
は、さはいへど、そこにしも
在
(
あら
)
じ、空遠く
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
“玉座”の意味
《名詞》
君主の座る席。
(出典:Wiktionary)
“玉座”の解説
玉座(ぎょくざ、en: throne)とは、国家の君主(国王や皇帝など)のためにある座具のこと。日本においては、天皇の玉座である高御座(京都御所紫宸殿)が有名である。抽象的な意味では、玉座が君主制や王権そのものを指すこともある。
(出典:Wikipedia)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
“玉”で始まる語句
玉
玉蜀黍
玉葱
玉鬘
玉章
玉璽
玉菜
玉簾
玉藻
玉垣