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猿人
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えんじん
ふりがな文庫
“
猿人
(
えんじん
)” の例文
まして
人
(
ひと
)
と
猿
(
さる
)
の
中間
(
ちゆうかん
)
とも
見
(
み
)
られる
猿人
(
えんじん
)
などは
五十萬年
(
ごじゆうまんねん
)
、あるひはそれ
以上
(
いじよう
)
の
古
(
ふる
)
い
昔
(
むかし
)
のものとしなければならぬのでありまして
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
地球では、今から約七十五万年前に、サルからわかれて
猿人
(
えんじん
)
が現れた。その後いろいろな猿人が現れ進化していったが、五十万年たったどき、新しく君たち人類の先祖がその中から現れた。
宇宙の迷子
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
随
(
したが
)
って
種々
(
いろいろ
)
の臆説が
甲
(
それ
)
から
乙
(
それ
)
へと
附会
(
ふかい
)
されて、何だか神秘的の色彩を帯びた怪談が伝えられる
様
(
よう
)
になって
了
(
しま
)
ったのだ、要するに𤢖は、人間が
漸次
(
しだい
)
に退化して
所謂
(
いわゆる
)
猿人
(
えんじん
)
に近くなったものだと思えば
可
(
い
)
い。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それでその
骨
(
ほね
)
の
持
(
も
)
ち
主
(
ぬし
)
である
動物
(
どうぶつ
)
と、『ピテカントロプス・エレクツス』すなはち
猿人
(
えんじん
)
、
直立
(
ちよくりつ
)
して
歩行
(
ほこう
)
する
猿人
(
えんじん
)
といふ
名
(
な
)
をつけたのであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
この
骨
(
ほね
)
を
基礎
(
きそ
)
として
顏
(
かほ
)
や
體
(
からだ
)
を
造
(
つく
)
つて
見
(
み
)
ると、
第十四圖
(
だいじゆうしず
)
にあるような
猿人
(
えんじん
)
となるのです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
“猿人”の解説
猿人(えんじん、Australopithecine)とは、約700万年前にアフリカ大陸に出現し、約130万年前まで生息していただろうと考えられる初期の人類である。
以下の6属がこれに含まれる。ただしこれは日本独自の用語であり、厳密な定義はない。
サヘラントロプス属(サヘル地域の人)
オロリン属(最初の人)
アルディピテクス属(地上のサル)
アウストラロピテクス属(南の猿人)
パラントロプス属(副人)
ケニアントロプス属(ケニア人)
(出典:Wikipedia)
猿
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“猿”で始まる語句
猿
猿轡
猿臂
猿股
猿若町
猿楽
猿猴
猿蓑
猿公
猿廻