“猟(りやう)” の例文
旧字:獵
或は遠方より熊を銃殺(じゆうさつ)する位なり、若(も)し命中誤(あやま)りて熊(くま)逃(のが)るれば之を追捕するの勇(いう)なきなり、而るに秋田若くは越後の猟人年々此山奥に入り来りて猟(りやう)するを見れば
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
人夫中にては中島善作なるものは猟(りやう)の為め常(つね)に雪(ゆき)を踏(ふ)んで深山(しんざん)に分(わ)け入るもの、主として一行の教導(けうどう)をなす、一行方向に迷(まよ)ふことあれば直(ただ)ちに巧(たく)みに高樹の頂(いただき)に上(のぼ)りて遠望(ゑんぼう)し
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
終(おは)りに臨(のぞ)み熊(くま)に就て一言すべし、熊の巣穴は山中に無数あるにも拘(かか)はらず、藤原村に於て年々得る所の熊(くま)は数頭のみ、之れ猟師の勇気(いうき)と胆力(たんりよく)と甚少きを以てなり、即ち陥穽(かんせい)を設(もう)けて熊を猟(りやう)するあり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)