“猟奇”の読み方と例文
読み方割合
りょうき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまりA独特の猟奇りょうき趣味と、冒険趣味とを兼ねた、一挙三得の廃物利用を考え出しましたので、そのままグングンと仕事を運んで行ったものでした。
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「——察するところ、鼠賊そぞく猟奇りょうきやからなど、夜行の鬼を躍らすものは、ピオと申す異国の貴人が地下に抱いていると伝えられる宝刀の仕業しわざと思う」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
主人公の語り出した所謂いわゆる「赤耀館事件の真相」なるものが私の想像以上に複雑とも奇々怪々ともいうべきものであって、飢え渇いていた私の猟奇りょうき趣味は
赤耀館事件の真相 (新字新仮名) / 海野十三(著)