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燒栗
ふりがな文庫
“燒栗”の読み方と例文
新字:
焼栗
読み方
割合
やきぐり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やきぐり
(逆引き)
茹栗
(
ゆでぐり
)
、
燒栗
(
やきぐり
)
、
可懷
(
なつか
)
し。
酸漿
(
ほうづき
)
は
然
(
さ
)
ることなれど、
丹波栗
(
たんばぐり
)
と
聞
(
き
)
けば、
里
(
さと
)
遠
(
とほ
)
く、
山
(
やま
)
遙
(
はるか
)
に、
仙境
(
せんきやう
)
の
土産
(
みやげ
)
の
如
(
ごと
)
く
幼心
(
をさなごころ
)
に
思
(
おも
)
ひしが。
寸情風土記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ある
晩
(
ばん
)
、
爺
(
ぢい
)
やが
裏
(
うら
)
のお
稻荷
(
いなり
)
さまの
側
(
わき
)
から
拾
(
ひろ
)
つて
來
(
き
)
た
大
(
おほ
)
きな
栗
(
くり
)
を
爐
(
ろ
)
にくべまして、おいしさうな
燒栗
(
やきぐり
)
のにほひをさせて
居
(
ゐ
)
ますと、それを
爐邊
(
ろばた
)
の
板
(
いた
)
の
上
(
うへ
)
で
羨
(
うらや
)
ましさうに
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
た
澁柿
(
しぶかき
)
がありました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
燒栗(やきぐり)の例文をもっと
(2作品)
見る
燒
部首:⽕
16画
栗
漢検準1級
部首:⽊
10画
“燒”で始まる語句
燒
燒餅
燒酎
燒石
燒死
燒芋
燒野
燒痕
燒肉
燒出
“燒栗”のふりがなが多い著者
島崎藤村
泉鏡花