燃料ねんれう)” の例文
したがつてたきゞ缺乏けつばふから豆幹まめがらわらのやうなものもみな燃料ねんれうとして保存ほぞんされてることは勘次かんじつてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
卯平うへいかすかな呼吸いき段々だん/\恢復くわいふくしてる。勘次かんじはどん/\と落葉おちば麁朶そだいた。かれときゆきはやし燃料ねんれうさがすことの困難こんなんなことを顧慮こりよするいとまさへたなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)