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燃残
ふりがな文庫
“燃残”の読み方と例文
読み方
割合
もえのこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もえのこ
(逆引き)
百日紅
(
さるすべり
)
の
燃残
(
もえのこ
)
りを、
真向
(
まっこう
)
に仰いで、日影を吸うと、出損なった
嚔
(
くさめ
)
をウッと吸って、扇子の隙なく袖を
圧
(
おさ
)
える。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
燃残
(
もえのこ
)
りたる
炬
(
たいまつ
)
一ツをたよりに人も馬も
首
(
くび
)
たけ水に
浸
(
ひた
)
り、
漲
(
みなぎ
)
るながれをわたりゆくは馬を
助
(
たすけ
)
んとする也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
室
(
へや
)
は薄暗がりでしたが、
炉
(
ろ
)
に
焚
(
た
)
く火が、
僅
(
わず
)
か
燃残
(
もえのこ
)
って、思い掛けぬ時分にパット燃上っては廻りを急に明るくすると思えば、また
俄
(
にわ
)
かに消失せて、元の薄暗がりになりました。
忘れ形見
(新字新仮名)
/
若松賤子
(著)
燃残(もえのこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
燃
常用漢字
小5
部首:⽕
16画
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
“燃”で始まる語句
燃
燃立
燃上
燃料
燃殻
燃燒
燃焼
燃滓
燃木
燃尽
“燃残”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
若松賤子
山東京山
泉鏡花