トップ
>
氷砂糖
>
こほりざたう
ふりがな文庫
“
氷砂糖
(
こほりざたう
)” の例文
と、
芥川
(
あくたがは
)
さんが
詠
(
えい
)
じて
以来
(
いらい
)
、——
東京府
(
とうきやうふ
)
の
心
(
こゝろ
)
ある
女連
(
をんなれん
)
は、
東北
(
とうほく
)
へ
旅行
(
りよかう
)
する
亭主
(
ていしゆ
)
の
為
(
ため
)
に
鰹
(
おかゝ
)
のでんぶと、
焼海苔
(
やきのり
)
と、
梅干
(
うめぼし
)
と、
氷砂糖
(
こほりざたう
)
を
調
(
とゝの
)
へることを、
陰膳
(
かげぜん
)
とゝもに
忘
(
わす
)
れない
事
(
こと
)
に
成
(
な
)
つた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
冷
(
ひや
)
かしたが、
元来
(
ぐわんらい
)
、
衣裳鞄
(
いしやうかばん
)
の
催促
(
さいそく
)
ではない、ホツキ
貝
(
がひ
)
の
見舞
(
みまひ
)
に
来
(
き
)
たのだから、
先
(
ま
)
づ
其次第
(
そのしだい
)
を
申述
(
まをしの
)
べる
処
(
ところ
)
へ……
又
(
また
)
近処
(
きんじよ
)
から、おなじく、
氷砂糖
(
こほりざたう
)
、
梅干
(
うめぼし
)
の
注意連
(
ちういれん
)
の
女性
(
によしやう
)
が
来
(
きた
)
り
加
(
くは
)
はつた。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“氷砂糖”の意味
《名詞》
純度の高い砂糖を水などに溶かし、ゆっくり水分をとばしてある程度の大きさの結晶とした食品。
(出典:Wiktionary)
“氷砂糖”の解説
氷砂糖(こおりざとう)は砂糖の一種で、純度の高いショ糖の大きな結晶である。外見が氷とよく似ているため、この名がある。氷糖(ひょうとう)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
氷
常用漢字
小3
部首:⽔
5画
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
糖
常用漢字
小6
部首:⽶
16画
“氷”で始まる語句
氷
氷柱
氷嚢
氷雨
氷室
氷川
氷山
氷罅
氷島
氷見