トップ
>
歌人
>
かじん
ふりがな文庫
“
歌人
(
かじん
)” の例文
貧乏
(
びんぼう
)
ながら、こせつかずに
暮
(
くら
)
してゐたことは
乏
(
とぼ
)
しきまゝの
歌
(
うた
)
を
見
(
み
)
て、いかにも
人
(
ひと
)
なつかしい、
善良
(
ぜんりよう
)
なこの
歌人
(
かじん
)
の
性質
(
せいしつ
)
が
思
(
おも
)
はれます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
万葉歌の中にはスミレが出ているから、
歌人
(
かじん
)
はこれに関心を持っていたことがわかる。すなわちその歌は、「春の
野
(
ぬ
)
にすみれ
摘
(
つ
)
みにと
来
(
こ
)
し
吾
(
あれ
)
ぞ、
野
(
ぬ
)
をなつかしみ
一夜
(
ひとよ
)
宿
(
ね
)
にける」
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
しかしながら
昔
(
むかし
)
の
歌人
(
かじん
)
は、
秋
(
あき
)
は
悲
(
かな
)
しいものだと
感
(
かん
)
じることの
出來
(
でき
)
るのは、
自分
(
じぶん
)
の
歌人
(
かじん
)
としての
大事
(
だいじ
)
の
資格
(
しかく
)
だとおもつてゐました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
それは
古
(
ふる
)
いことで、この
歌人
(
かじん
)
のゐた
時分
(
じぶん
)
のことではないが、
歌
(
うた
)
の
上
(
うへ
)
ではかういふふうに、
現代
(
げんだい
)
を
古
(
ふる
)
いものに
爲立
(
した
)
てゝ
作
(
つく
)
ることもあつたのです。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“歌人”の意味
《名詞》
歌 人(かじん)
和歌・短歌を詠む人。
(出典:Wiktionary)
“歌人”の解説
歌人(かじん)とは、和歌または短歌を詠む人物のことをいう。歌詠み(うたよみ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“歌”で始まる語句
歌
歌留多
歌舞伎
歌麿
歌妓
歌劇
歌舞伎座
歌曲
歌沢
歌舞