“模擬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もぎ36.4%
まがひ27.3%
なぞら9.1%
まがい9.1%
まがへ9.1%
もどき9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
委員をきめて、模擬もぎ試験をやるんだ。そして出来ない奴があったら、皆して分るとこまで教えっこするんだ。
新学期行進曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
即ちかしこにロメーナとてわがバッティスタのかたある貨幣かね模擬まがひを造り、そのため燒かれし身を世に殘すにいたれる處あり 七三—七五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
それはいねはな模擬なぞらつたので、いねはなが一ぱいひらやうとの縁起えんぎであつた。かね博勞ばくらうれをきふ土間どまりてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そこにはゐのしゝかれて死すべき者が、貨幣かね模擬まがへを造りつゝ、センナのほとりもたらすところのうれへ見ゆべし 一一八—一二〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
お勢はツイと彼方あちらを向いて「アラとんびが飛でますヨ」と知らぬ顔の半兵衛模擬もどき、さればといって手を引けば、またこころあり気な色目遣い、トこうじらされて文三はとウロが来たが
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)