標本ひようほん)” の例文
そのほかおほきな動物どうぶつ標本ひようほんにはぞうくぢらもあり、鑛物こうぶつ植物しよくぶつ標本ひようほんもすっかりそろつてゐることはまをすまでもありません。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
今回の挿圖中右の上のすみの三個と右の下の隅の一との他、周圍しうゐに寫したるものは總て土器の把手とつてなり。其かたちもん實に名状めふでうすべからず。コロボックル美術びじゆつ標本ひようほんたるの價値かちよく充分なりと云ふべし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
動物どうぶつ標本ひようほんみな、ぱのらまの風景ふうけいなかに、それをあしらつて、自然しぜん景色けしきなかにそれ/″\動物どうぶつんでゐるところせることにつとめてをりますから
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
こゝには動植鑛物どうしよくこうぶつはじめ、理科りかかんする標本ひようほん完備かんびしてゐます。そして子供こども素人しろうとのためにいろ/\興味きようみくようにならべてありますので、としわか學校がつこう生徒せいとなども大勢おほぜい見物けんぶつかけます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)