)” の例文
旧字:
この御酒は、わが御酒ならず、くしの神 常世にいますいはたゝす少御神の神ほき ほきくるほし、豊ほき ほきもとほし まつりし御酒ぞ……(記紀)
し」は経過を言ふので、「最近までまつり続けて来た所の」の義であつて、後代なら来たと言ふ処だ。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
この御酒ミキは、吾が御酒ミキならず。くしの神 常世トコヨイマす いはたゝす すくな御神ミカミの、神寿カムホキ 寿きくるほし、豊ほき 寿モトほし、まつりし御酒ぞ。あさずせ。さゝ(仲哀記)
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
カミ毛野ケヌ 佐野サヌのくゝたち折りはやし、ワレたむゑ。今年ずとも
花の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一人だに、 わが配偶ツマよ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一人だに わが配偶ツマ
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
コトずとも(巻十四)
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)