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本腹
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ほんぷく
ふりがな文庫
“
本腹
(
ほんぷく
)” の例文
「えッ、御腹痛、それには幸い、大森で求めた
和中散
(
わちゅうさん
)
を、一服召上ると、
立地
(
たちどころ
)
に
本腹
(
ほんぷく
)
致しまする」と宗匠、心配した。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
下山
(
げざん
)
の
時
(
とき
)
の
面影
(
おもかげ
)
は、
富士川
(
ふじがは
)
の
清
(
きよ
)
き
瀬
(
せ
)
に、
白蓮華
(
びやくれんげ
)
の
花
(
はな
)
びらにも
似
(
に
)
られよとて、
切
(
せつ
)
に
本腹
(
ほんぷく
)
を
祈
(
いの
)
つたのである。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
本腹
(
ほんぷく
)
なりとは
大納言光貞卿
(
だいなごんみつさだきやう
)
紀州
(
きしう
)
和歌山
(
わかやま
)
にて
大病
(
たいびやう
)
につき
奧方
(
おくがた
)
國元
(
くにもと
)
へ
入
(
いら
)
せられ
直
(
ぢき
)
に
看病遊
(
かんびやうあそ
)
ばされたきよし
度々
(
たび/\
)
の願ひ
先例
(
せんれい
)
にはなく
共
(
とも
)
格別
(
かくべつ
)
の
家柄
(
いへがら
)
ゆゑ
聞濟
(
きゝずみ
)
に成り
國許
(
くにもと
)
へ
登
(
のぼ
)
らせられ
御看病遊
(
ごかんびやうあそ
)
ばし
平癒
(
へいゆ
)
の
後
(
ご
)
懷姙
(
くわいにん
)
なる
故
(
ゆゑ
)
和歌山にて
御誕生
(
ごたんじやう
)
ありしなり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
腹
常用漢字
小6
部首:⾁
13画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町