有爲りつぱ)” の例文
新字:有為
春枝はるえけは其後そのご無事ぶじかへつてたものゝ、きみ行衞ゆくゑれず、わたくしかねてより、有爲りつぱ帝國海軍々人ていこくかいぐんぐんじん養成やうせいして、くにさゝげんとこゝろたのしんでつた日出雄ひでをは、きみとも
左樣さうばかりではおわかりになるまい、濱島氏はまじましきみ御存ごぞんじのとうり、日出雄少年ひでをせうねんをば有爲りつぱ海軍々人かいぐん/″\じん養成やうせいして、日本帝國につぽんていこく干城まもりにと、かねての志望こゝろざしであつたのが、弦月丸げんげつまる沈沒ちんぼつとも
日出雄ひでをや、おまへちゝとは、これから長時しばらくあひだわかれるのだが、おまへ兼々かね/″\ちゝふやうに、すぐれたひととなつて——有爲りつぱ海軍士官かいぐんしくわんとなつて、日本帝國につぽんていこく干城まもりとなるこゝろわすれてはなりませんよ。