“日向守”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひゅうがのかみ87.5%
ひうがのかみ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日向守ひゅうがのかみとは毎度会いはいたして来たが、戦場で会うは初めて。大将と大将とが、じきの太刀打ちいたすも、数日のうちにある。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほどよく浩然こうぜんの気を養いあそばしつつ、お昼食は三河島みかわしま村先の石川日向守ひゅうがのかみのお下屋敷、そこから川を越えて隅田村に渡り、大川筋を寺島村から水戸家のお下屋敷まで下って
はじめとして加番かばんには戸田大隅守殿おほすみのかみどの同植村土佐守殿町奉行まちぶぎやうには松平日向守ひうがのかみ殿鈴木飛騨守ひだのかみ殿大番頭おほばんがしら松平采女正うねめのしやう殿設樂したら河内守殿御目附おんめつけ御番しう列座れつざ縁側えんがはには與力十人同心二十人出役しゆつやく致しいと嚴重げんぢうかまへたり時に上段のみす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うつたへける是によつひがし町奉行鈴木飛騨守殿ひだのかみどのへも御相談ごさうだんとなり是より御城代ごじやうだい堀田相模守殿へ御屆おんとゞけに相成ば御城代は玉造口たまつくりぐち御加番ごかばん植村土佐守殿京橋口の御加番戸田大隅守殿おほすみのかみどのへも御相談となりしが先年松平まつだひら長七郎殿のれいもあり迂濶うくわつには取計とりはからひ難し先々町奉行所へ呼寄よびよせとく相調あひしらべ申べしと相談さうだんけつし御月番なれば西町奉行松平日向守ひうがのかみ殿は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)