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援
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ひ
ふりがな文庫
“
援
(
ひ
)” の例文
援
(
ひ
)
いてわれ汝に、汝の機嫌が向おうが向くまいが、今汝が居る処に永く留まれと命じ、兼ねて上帝が汝を詛いしところのものを以て汝を
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
シカモ兵乱ノ
余
(
よ
)
仍
(
なお
)
飢饉
(
ききん
)
ヲ以テス。県務ニ
鞅掌
(
おうしょう
)
シイマダ及ブニ
暇
(
いとま
)
アラズ。幸ニシテ子重ガコノ挙アリ。故ニ辞スルニ多事ヲ以テセズ。筆ヲ
援
(
ひ
)
イテ巻首ニ叙ストイフ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
彼が手腕はただ外交の上に
剰
(
あま
)
されたり。彼は内政改革において、水戸烈公を
援
(
ひ
)
いて、その味方としたる如く、外交においても、彼と結托して、以て為す所あらんと欲せり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
親に
仕
(
つか
)
へて、
此上無
(
こよな
)
う優かりしを、
柏井
(
かしわい
)
の
鈴
(
すず
)
とて美き娘をも見立てて、この秋には
妻
(
めあは
)
すべかりしを、又この
歳暮
(
くれ
)
には
援
(
ひ
)
く
方
(
かた
)
有りて、新に興るべき鉄道会社に好地位を得んと頼めしを、事は皆
休
(
や
)
みぬ
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
カンド人は、誓言に蜥蜴の皮を
援
(
ひ
)
いて証とす(バルフォール『
印度事彙
(
ゼ・サイクロベジア・オヴ・インジア
)
』三版二巻七三〇頁)。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
▼ もっと見る
ソノ間累世二主、遷館三所、連綿トシテ絶エズ。カツテ虚歳ナシ。余モマタコノ会ニ参スルコト二十有七度、世ハ
殊
(
こと
)
ナリ事ハ異ル。悲喜
交
(
こもご
)
モ集ル。
乃
(
すなわ
)
チ筆ヲ
援
(
ひ
)
イテ詠ヲナス。辞ノ至ル所ヲ知ラザル也。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
北欧では誓約に雷神トールの大槌ムジョルニルの名を
援
(
ひ
)
いてした。それが今日競売の約束固めに槌で
案
(
つくえ
)
を打つ訳である(一九一一年板ブリンケンベルグの『雷の兵器』六一頁)
十二支考:11 鼠に関する民俗と信念
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
アラブ人馬掛けて誓う事
希
(
まれ
)
だが、もし馬掛けて誓えば命を亡うまでも約を
違
(
たが
)
えず。予ベダイ輩を護身卒に
傭
(
やと
)
うに、ただ牝馬を
援
(
ひ
)
いて誓わしめたが、いかな場合にも誠を尽し、親切に勤めた。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
援
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“援”を含む語句
援助
救援
後援
應援
応援
後援者
声援
孤立無援
援兵
赴援
援軍
来援
援護
馬援
攀援
攀援類
不渡手形的援醤宣言
側援
相援
相互援助法
...