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援
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と
ふりがな文庫
“
援
(
と
)” の例文
將
(
しやう
)
、
命
(
めい
)
を
受
(
う
)
くるの
日
(
ひ
)
には
則
(
すなは
)
ち
其家
(
そのいへ
)
を
忘
(
わす
)
れ、
軍
(
ぐん
)
に
臨
(
のぞ
)
んで
約束
(
やくそく
)
すれば
則
(
すなは
)
ち
其親
(
そのしん
)
を
忘
(
わす
)
れ、
(一六)
枹鼓
(
ふこ
)
を
援
(
と
)
ること
急
(
きふ
)
なれば
則
(
すなは
)
ち
其身
(
そのみ
)
を
忘
(
わす
)
る。
国訳史記列伝:04 司馬穰苴列伝第四
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
故
(
ゆゑ
)
に幾日の後に待ちて又かく聞えしを、この文にもなほ
験
(
しるし
)
あらずば、彼は
弥増
(
いやま
)
す
悲
(
かなしみ
)
の中に定めて
三度
(
みたび
)
の筆を
援
(
と
)
るなるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
しからずんば、いたずらに筆を
援
(
と
)
りて賛美の語を
摛
(
の
)
べ、もって責めを
塞
(
ふさ
)
ぐ。
輓近
(
ばんきん
)
の文士往々にしてしかり。これ
直諛
(
ちょくゆ
)
なるのみ。余のはなはだ取らざるところなり。
将来の日本:03 再版の序
(新字新仮名)
/
中江兆民
、
中江篤介
(著)
しからずんば、いたずらに筆を
援
(
と
)
りて賛美の語を
摛
(
の
)
べ、もって責めを
塞
(
ふさ
)
ぐ。
輓近
(
ばんきん
)
の文士往々にしてしかり。これ
直諛
(
ちょくゆ
)
なるのみ。余のはなはだ取らざるところなり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
往年
(
さいつとし
)
宮は
田鶴見
(
たずみ
)
の邸内に彼を見しより、いとど忍びかねたる胸の内の訴へん
方
(
かた
)
もあらぬ切なさに、
唯心寛
(
ただこころゆかし
)
の
仮初
(
かりそめ
)
に
援
(
と
)
りける筆ながら、なかなか口には
打出
(
うちいだ
)
し難き事を
最好
(
いとよ
)
く書きて
陳
(
つづ
)
けも
為
(
せ
)
しを
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
援
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“援”を含む語句
援助
後援
救援
應援
応援
後援者
声援
孤立無援
援兵
援軍
赴援
援護
来援
馬援
攀援
求援
救援会
海援隊長
無援
攀援類
...