トップ
>
持上
>
もちあげ
ふりがな文庫
“
持上
(
もちあげ
)” の例文
「じゃア、一しょにおいで!」といって、
継母
(
ままはは
)
は
部屋
(
へや
)
へはいって、
函
(
はこ
)
の
蓋
(
ふた
)
を
持上
(
もちあげ
)
げながら、「さア
自分
(
じぶん
)
で
一個
(
ひとつ
)
お
取
(
と
)
りなさい。」
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
隣
(
となり
)
より
剃刀
(
かみそり
)
をかりて
顏
(
かほ
)
をこしらゆる
心
(
こゝろ
)
、そも/\
見
(
み
)
て
呉
(
く
)
れの
浮氣
(
うわき
)
に
成
(
な
)
りて、
襦袢
(
じゆばん
)
の
袖
(
そで
)
も
欲
(
ほ
)
しう、
半天
(
はんてん
)
の
襟
(
ゑり
)
の
觀光
(
くわんくわう
)
が
糸
(
いと
)
ばかりに
成
(
なり
)
しを
淋
(
さび
)
しがる
思
(
おも
)
ひ、
與
(
よ
)
四
郎
(
らう
)
が
妻
(
つま
)
の
美尾
(
みを
)
とても一つは
世間
(
せけん
)
の
持上
(
もちあげ
)
しなり
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“持”で始まる語句
持
持出
持前
持余
持主
持合
持来
持囃
持病
持參