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手練
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しゆれん
ふりがな文庫
“
手練
(
しゆれん
)” の例文
尚
(
な
)
ほ、
社
(
しや
)
の
写真班
(
しやしんはん
)
の
英雄
(
えいゆう
)
、三
浦
(
うら
)
さんが、
自籠巌
(
じこもりいは
)
を
駆
(
か
)
け
上
(
のぼ
)
り、
御占場
(
おうらなひば
)
の
鉄階子
(
てつはしご
)
を
飛下
(
とびお
)
り、
到
(
いた
)
る
処
(
ところ
)
、
手練
(
しゆれん
)
のシヤターを
絞
(
しぼ
)
つたのも、
保勝会
(
ほしようくわい
)
の
皆様
(
みなさま
)
はじめ、……十
和田
(
わだ
)
の
神
(
かみ
)
……
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
又
後
(
しりへ
)
よりみの毛を
障
(
さはら
)
す、熊又まへにすゝむ。又さはり又すゝんで熊
終
(
つひ
)
には穴の口にいたる。これを
視
(
み
)
て
待
(
まち
)
かまへたる
猟師
(
れふし
)
ども
手練
(
しゆれん
)
の
槍尖
(
やりさき
)
にかけて
突留
(
つきとむ
)
る。
一槍
(
ひとやり
)
失
(
あやまつ
)
ときは熊の
一掻
(
ひとかき
)
に一
命
(
めい
)
を
失
(
うしな
)
ふ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
もし井上侯を猛獣に
譬
(
たと
)
へるなら、H氏は差し詰め
手練
(
しゆれん
)
な猛獣使ひといふ事になる。猛獣使ひが余り名誉な
職業
(
しごと
)
で無いと同じやうに、井上侯を
手管
(
てくだ
)
に取るのも、大して立派な
事業
(
しごと
)
では無かつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
白縮はうち見たる所はおりやすきやうなれば、たゞ人は
文
(
あや
)
あるものほどにはおもはざれども、
手練
(
しゆれん
)
はよく見ゆるもの也。村々の
婦女
(
ふぢよ
)
たちがちゞみに
丹精
(
たんせい
)
を
尽
(
つく
)
す事なか/\小
冊
(
さつ
)
には
尽
(
つく
)
しがたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
練
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
“手練”で始まる語句
手練手管
手練者
手練沈着