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悪徒
ふりがな文庫
“悪徒”のいろいろな読み方と例文
旧字:
惡徒
読み方
割合
わるもの
33.3%
あくと
33.3%
しれもの
11.1%
あくとう
11.1%
わるそう
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わるもの
(逆引き)
座敷へ
上
(
あが
)
ってキャア/\騒がれては大変と思いましたが、新吉はもとよりそれ程
悪徒
(
わるもの
)
という程でも有りませんから、たゞ甚藏の
見相
(
けんそう
)
に驚きぶる/\
慓
(
ふる
)
えているから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
悪徒(わるもの)の例文をもっと
(3作品)
見る
あくと
(逆引き)
「それもこれも、みな
藤井紋太夫
(
ふじいもんだゆう
)
と一味の
悪徒
(
あくと
)
がなす
業
(
わざ
)
だ。
彼奴
(
きゃつ
)
らの
跳梁
(
ちょうりょう
)
が、ついにご隠居さまのお
生命
(
いのち
)
取りとなりおったか」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悪徒(あくと)の例文をもっと
(3作品)
見る
しれもの
(逆引き)
庫裡
(
くり
)
の、上りがまちに、腰を下ろして、いずれ、
悪徒
(
しれもの
)
らしいかごかきを相手に、これも寒さ
凌
(
しの
)
ぎの、冷酒をかぶっていた、がに股の吉が——
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
悪徒(しれもの)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
あくとう
(逆引き)
名主へ行って話をして、
彼
(
あ
)
れは
外面
(
うわべ
)
は
瓦落
(
がら
)
/\して、鼻先ばかり
悪徒
(
あくとう
)
じみて居りますが、腹の中はそれほど
巧
(
たくみ
)
のある奴では無いと、
斯
(
こ
)
う己が
執成
(
とりな
)
して置いたから
居
(
い
)
られる、云はゞ恩人だ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
悪徒(あくとう)の例文をもっと
(1作品)
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わるそう
(逆引き)
「うん、ちょっと話したいことがあってな。駅で、今夜、宿で懇談しようというたけんど、晩飯食うたら、
悪徒
(
わるそう
)
どもが、吉原へしけこもうといいよるけ、その前に話しとこうと考えなおしたんじゃ。どこで話しても同じじゃし、ここへ来た」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
悪徒(わるそう)の例文をもっと
(1作品)
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悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業
“悪徒”のふりがなが多い著者
鈴木鼓村
火野葦平
三上於菟吉
三遊亭円朝
三好十郎
吉川英治
田中貢太郎