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悪徒
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しれもの
ふりがな文庫
“
悪徒
(
しれもの
)” の例文
旧字:
惡徒
庫裡
(
くり
)
の、上りがまちに、腰を下ろして、いずれ、
悪徒
(
しれもの
)
らしいかごかきを相手に、これも寒さ
凌
(
しの
)
ぎの、冷酒をかぶっていた、がに股の吉が——
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
が、すでに
魂魄
(
こんぱく
)
を地獄の闇に投げ入れてしまった二人の
悪徒
(
しれもの
)
、そのおもかげを見わけることが出来たかどうか?
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
この
機会
(
しお
)
に、雪之丞に、この屋敷に乗り込ませて、ばたばたと、事をすませてしまった方が、いいと思うがな! いかに
悪徒
(
しれもの
)
の隠居だって、天運が尽きたのを知れば
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業