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応
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かな
ふりがな文庫
“
応
(
かな
)” の例文
旧字:
應
世界の希望は人間の希望なり、何をか人間の希望といふ、曰く、個の有限の中にありて彼の無限の目的に
応
(
かな
)
はせんこと是なり。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
「拙者の
以前
(
まえ
)
に持っておった者が、やはり三つの願をかけて、それも三つとも
応
(
かな
)
ったとか聞き及んでおるが——。」
釘抜藤吉捕物覚書:12 悲願百両
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
クリストの一生を背景にしたクリスト教を理解することはこの為に一々彼の所業を「予言者X・Y・Zの言葉に
応
(
かな
)
はせん為なり」と云ふ
詭弁
(
きべん
)
を用ひなければならなかつた。
続西方の人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
◯コリント後書五章はまず
終
(
おわり
)
の日における信徒の栄化(
永世賦与
(
えいぜいふよ
)
)を述べ、次に五節において「それこの事に
応
(
かな
)
う者と我らを
為
(
な
)
し給う者は神なり、
彼
(
か
)
れ
聖霊
(
みたま
)
をその
質
(
かた
)
として我らに賜えり」
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
長秀曰く、子を立てるとしたら此場合、信雄信孝両公の
孰
(
いず
)
れを推すかは
頗
(
すこぶ
)
る問題となるから、それより秀吉の言の如く、嫡孫の三法師殿を立てるのが一番大義名分に
応
(
かな
)
って居るように思われる。
賤ヶ岳合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
▼ もっと見る
マシユー・アーノルドは、「人生の批評としての詩に於ては、詩の理、詩の美の定法に
応
(
かな
)
ふかぎりは、人生を慰め、人生を保つことを得るなり」
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
国民の理想に
循
(
したが
)
ひしものにして天理に
反
(
そむ
)
きしものは甚だ稀なり、
能
(
よ
)
く国民の志望を充たせし人は常に能く人類の幸福を増進せし人なり、ネルソンは英国民の理想に
応
(
かな
)
ひて世界進歩に偉業を呈せり
ネルソン伝に序す
(新字旧仮名)
/
内村鑑三
(著)
女性はどこまでも女性らしく写すを可とす、どこまでも自然に
応
(
かな
)
ふを以て写実主義の本色とすなる可し。
「伽羅枕」及び「新葉末集」
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
“応”を含む語句
饗応
相応
応答
応対
手応
反応
感応
応酬
応接間
応接
応身
否応
応援
一応
応接室
応揚
因果応報
御饗応
不相応
応報
...