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御龕
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みづし
ふりがな文庫
“
御龕
(
みづし
)” の例文
或
(
あるひ
)
は、
仏
(
ほとけ
)
の
御龕
(
みづし
)
の
如
(
ごと
)
く、
或
(
あるひ
)
は
人
(
ひと
)
の
髑髏
(
どくろ
)
に
似
(
に
)
て、
或
(
あるひ
)
は
禅定
(
ぜんぢやう
)
の
穴
(
あな
)
にも
似
(
に
)
つゝ、
或
(
あるひ
)
は
山寨
(
さんさい
)
の
石門
(
せきもん
)
に
似
(
に
)
た、
其
(
そ
)
の
岩
(
いは
)
の
根
(
ね
)
には、
一
(
ひと
)
ツづゝ
皆
(
みな
)
水
(
みづ
)
を
湛
(
たゝ
)
へて、
中
(
なか
)
には
蒼
(
あを
)
く
凝
(
こ
)
つて
淵
(
ふち
)
かと
思
(
おも
)
はるゝのもあつた。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
おしなべて
御龕
(
みづし
)
の
空
(
そら
)
ぞ
饐
(
す
)
えよどむ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
愛の
御龕
(
みづし
)
に、姫が
手
(
て
)
に
騎士と姫
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
御龕
(
みづし
)
なる
蝋
(
らふ
)
の火をあらためよ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
龕
漢検1級
部首:⿓
22画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂