御龕みづし)” の例文
あるひは、ほとけ御龕みづしごとく、あるひひと髑髏どくろて、あるひ禅定ぜんぢやうあなにもつゝ、あるひ山寨さんさい石門せきもんた、いはには、ひとツづゝみなみづたゝへて、なかにはあをつてふちかとおもはるゝのもあつた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
おしなべて御龕みづしそらえよどむ。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
愛の御龕みづしに、姫が
騎士と姫 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
御龕みづしなるらふの火をあらためよ。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)