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御道理
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ごもつとも
ふりがな文庫
“
御道理
(
ごもつとも
)” の例文
聞て長八は成程
御道理
(
ごもつとも
)
の事なり兄樣へ一生の別れと申せば
假令
(
たとへ
)
元日
(
ぐわんじつ
)
であらうが
大晦日
(
おほみそか
)
で有うが是は行ねばならず直に今より
御供
(
おとも
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此
(
こ
)
の
體
(
てい
)
でござります。へい、
御見忘
(
おみわす
)
れは
御道理
(
ごもつとも
)
で。いや、
最
(
も
)
うからつきし、
意氣地
(
いくぢ
)
もだらしもござりません。
貴下
(
あなた
)
は
御成人遊
(
ごせいじんあそ
)
ばしましたな。
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
嬢様も此人の
真摯
(
まじめ
)
な偽りのない
真情
(
まごころ
)
には余程動かされて同情の涙をお
濺
(
そゝ
)
ぎなすつたらしいが、実に
御道理
(
ごもつとも
)
だ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
「イヤ、浦和さん」と吾妻は乗出で「信用なさらぬのは
御道理
(
ごもつとも
)
です、
斯
(
か
)
く云ふ僕が最初は
如何
(
どう
)
しても出来なかつたですから、——御承知の如く僕は
従来
(
じらい
)
篠田を
殆
(
ほとん
)
ど崇拝して居たんでせう、 ...
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
見て吉兵衞は杢右衞門に向ひ
兵庫
(
ひやうご
)
の
沖
(
おき
)
を今日
出帆
(
しゆつぱん
)
せんは如何といふ杢右衞門は
最早
(
もはや
)
三が日の
規式
(
ぎしき
)
も
相濟
(
あひすみ
)
殊に
長閑
(
のどか
)
なる
空
(
そら
)
なれば
御道理
(
ごもつとも
)
なりとて
水差
(
みづさし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
「おゝ、そんなことを
坊
(
ばう
)
や、お
前
(
まへ
)
いひましたか。そりや
御道理
(
ごもつとも
)
だ。」
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
中間
(
ちうげん
)
七助と云ふ者
先刻
(
せんこく
)
より此樣子を見て
心
(
こゝろ
)
可笑
(
をかし
)
く走り出で主人を
止
(
とゞ
)
め
先々
(
まづ/\
)
御待下
(
おんまちくだ
)
さるべし只今彼方にて承まはりしが
御立腹
(
ごりつぷく
)
は
御道理
(
ごもつとも
)
なり然しながら女を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
『いとしぼげな、
御道理
(
ごもつとも
)
でござります。』
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
理
常用漢字
小2
部首:⽟
11画
“御道理”で始まる語句
御道理也